損害賠償はどのように算定する?(被害者が死亡した場合)その③

◎35歳OLのケース


次に、年収500万円のOL(独身)の死亡事故です。生活費控除率は、30%です。
同じように逸失利益を計算してみましょう。

逸失利益

500万円×15.803(67歳-35歳に該当するライプニッツ係数)×(1-0.3)=5531万500円

慰謝料は2000~2200万円ですが、ここでは多めに2200万円とします。

結果として、損害賠償額は次のようになります。




150万円(葬儀関係費)+5531万500円(逸失利益)+2200万円(慰謝料)=7881万500円

※訴訟の場合には、これに約810万円の弁護士費用を加算して請求します。

こうして具体的に見ていくと、交通事故の損害賠償は、
「すべての損害項目を漏れなく積み上げて合計していくもの」という前記事の説明が、実感としておわかりいただけたのではないでしょうか。

損害賠償については、一つひとつの損害項目を正確に算出し、ささいな損害でも漏れのないようにしたうえで、認められる最高の額を請求していくことが大切なのです。

損害賠償はどのように算定する?(被害者が死亡した場合)その②  事故 自賠責

◎25歳ビジネスマンのケース

次に年収400万円の25歳のビジネスマンが死亡事故に遭った場合です。

被害者は独身でした。生活費控除率は50%です・。


ちなみに、このビジネスマンは25歳で年収はまだ低いのですが、今後昇給する可能性はおおいにあるでしょう。
したがって、30歳未満程度で、平均賃金よりも低い給料の場合には、全年齢平均の賃金センサスを用いることがあります。



ちなみに、このビジネスマンが大学卒だとすると、どうなるでしょうか?


賃金センサスによれば、平成17年の男性労働者大卒全年齢平均賃金は、672万9800円です。

そこで、これを年収として当てはめてみます。

逸失利益



672万9800円×17.423(67歳-25歳に該当するライプニッツ係数)×(1-0.5)=5862万6652円

慰謝料は、2000~2200万円です。ここでは多めに2200万円とします。
結果として、損害賠償額は次のようになります。

150万円(葬儀関係費)+5862万6652円(逸失利益)+2200万円(慰謝料)=8212万6652円



※訴訟の場合には、これに約800万円の弁護士費用を加算して請求します




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元氣鍼灸整骨院
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